糖尿病について

糖尿病は、膵臓から分泌されるホルモンであるインスリンが十分に働かなくなることで、血液中を流れるブドウ糖(血糖)の量が増えすぎてしまう病気です。血液中のブドウ糖の濃度が高いままで放置しておくと、全身の血管が傷つき、失明や腎不全、足壊疽、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。さらに最近では、糖尿病に関連する合併症として、「認知症」や「がん」の発症リスクも高まることが明らかにされています。

そのため、糖尿病は自覚症状がほとんどない病気ですが、糖尿病の検査や治療を継続して行い、将来の合併症を予防することがとても重要になります。

インスリンの働き

糖尿病の治療

糖尿病の治療は、「食事療法」と「運動療法」が基本になります。
さらに「食事療法」と「運動療法」で管理不十分な場合には「薬剤療法」により適切な管理を行うことで、健康な人と変わらない生活を送ることが可能です。

糖尿病には、遺伝的な要因や生活習慣に起因する2型糖尿病と、何らかの原因で突然インスリンが分泌されなくなる1型糖尿病があり、当院では1型糖尿病、2型糖尿病のいずれについても治療が可能です。

また、外来での迅速HbA1c測定、インスリン導入や持続血糖モニタリング導入も可能です。

こんな方はお早めにご相談ください

 ● 健康診断で血糖値が高めだった
 ● 血緑者に糖尿病患者さんがいる
 ● 疲労感や頻尿がでてきた
 ● 強いのどの渇きを感じる
 ● 急に体重が減ってきた
 ● 太り気味である    など